肺炎球菌ワクチンは重症化しやすいと言われている肺炎球菌感染症を予防するワクチンのことです。
肺炎は日本人の死因で @がん A心疾患 B脳血管疾患 C肺炎 と、第4番目に多く、肺炎の原因菌の中では、最も病原性が強いと言われています。
主に高齢者、特に呼吸器や心臓などに病気を持つ人、糖尿病の人には、肺炎予防の為 ワクチンの接種が勧められます。
肺炎球菌には90種類以上の型があり、それぞれに免疫をつける必要があります。そのうちで感染する機会の多い型23種類を選んで、ワクチンに入れてあり、1回の接種で日本で流行している肺炎球菌による感染症の約80%をカバーできると言われています。
■接種期間 : 1年中いつ受けてもよい。
■接種回数 : 1回のみ
■効果持続期間 : 1回の接種で5〜8年は効果が持続すると言われています。
■インフルエンザワクチンと併用 : 接種間隔は原則1週間以上あければ良い。 インフルエンザワクチン併用するとインフルエンザから肺炎になるリスクを減らすことができるといわれています。
☆肺炎球菌ワクチンの予防接種は予約が必要です。
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